※1枚目の画像は、羽襟つきの参考画像です。
---仕様詳細---
・品番 / yc41-231
・羽襟無し
・サイズ 3
・色 kakishibu
・柿渋染め
・塩縮加工
・二重仕立て
・純日本製
・お洗濯 / ご自宅手洗い, ドライクリーニング
---混率---
表地 – 綿50% 麻50%(近江産)
裏地 - 綿55% キュプラ45%
---仕上がり寸法表---
※多少の誤差はご容赦ください。
着丈74.5 肩幅45.9 胸囲116 袖丈62.3
山内として1年通して提案をしている数少ない定番のシャツ。
全てのパーツに滑りの良いコットンキュプラを裏打ちする二重仕立てで、生地の風合いを感じて頂くために、ステッチは全て裏側になるよう仕立てています。
和紙のように乾いた表情とランダムなシワの入った生地感です。
---表地説明---
塩縮加工コットンリネン (近江産地)
生地の裏側に手を当てると手が透けて見えるほどの薄手の近江産コットンリネンを、強塩縮加工する事で強烈に目が詰まり、縦横30%程生地が収縮します。
縮まる際に生地全体に出てくるランダムなシワとドライな表面が、どこか和紙のようでもあります。
全ての生地が同じような塩縮後の表情になるわけではなく、糸、組織、染色方法、色々な条件により仕上がりが左右しますので、今まで幾度となくテストを繰り返してきた中で、シワが強すぎて主張しすぎるわけでもなく、弱すぎるわけでもなく、また安定して同じ風合いに上がる生地。
テキスタイルからデザインが始まる山内ですが、もっと奥深いところでまた手に取り着用したくなり、一見すると少しの変化に感じますが、あえてその程よく品のあるバランス感覚を大事にモノづくりをしています。
この生地はそんな感覚に常に正してくれる山内になくてはならないテキスタイルの一つです。
---染色説明---
柿渋染め (岡山県)
日本で古くから行われている染色方法の柿渋染め。
柿を未熟な青柿のうちに採取し、粉砕、圧搾して得られる液体を何年も熟成させ渋液を作り、その液に直接布を浸すことにより染色する方法。
高い防腐性、防虫性、防水性を誇るため、墨染同様、湿気の多い日本の夏には特に効果的な染色です。
経年により段々と色が濃くなっていくのが特徴で、年月が経つにつれ色変化を楽しむことが出来ます。